社会人になると、自然と出会いの幅は狭まっていき、なかなか交友関係を広げることができなくなってしまいます。 特に、地元から離れた人は、仲の良かった人たちとも疎遠になっていくことがよくあります。 たまにメールをしたり、帰省シーズンの時に、日程が合った時に会うぐらいでしょうかね。 さらに、転勤や引越などがある人は、なかなか親しい人を作りづらくなってしまうという傾向もあるようです。 そういう人が友達を作るのは難しいことなのでしょうか。 学生の頃は自然に作れていた友達も、社会人になると機会がなかったり、努力をしないと作るのが難しくなります。 同窓会や飲み会、二次会などで「また会おうね」など言ったとしても、ほとんど実現することはありません。 皆がみんな融通が利くわけではないので、前もって日程を合わせておかないと、会えないことも多々あります。 職種によっては、会える日が"この日だけ"と限られていたりすることもありますし、会っている最中に急に呼び出されることがあるなど、本当に難しいんです。 また、職場の人と友達になるのって、簡単なようにも思えますが、実際は難しいものです。 同僚が友達になるケースも確かにありますが、基本的に考えるのは仕事のことだけなので、割り切ってしまうことがほとんどなんです。 同じ職場で働いている人とは、変な衝突や諍いの無いよう、なるべく穏やかに過ごしたいもの。 しかし、現実はそう甘くありません。 職場はあくまでも働いて給料をもらう場所であって、友達を作る場所ではないからです。 しかし、会社外での付き合いであれば、もしかしたら友達になることができるかもしれません。 仲間内で何人か集まって食事や遊びに行ったりと、同僚という枠を超えて、友達になれる可能性も少なからずあると思います。 結局のところは、その人との関わり方次第となる感じでしょうね。